愛合傘

曲のタイトル : 愛合傘 | 初音ミク(ボカロ)
作詞 : りみくかじ
作曲 : 戦ピー
歌声(ボカロ) : 初音ミク 鏡音レン
(歌詞)
黒色をまとった意地悪な雫が
私だけの傘をぬらして
「今日は嫌な1日になるな。」なんて
呟くは私 1つの影

いつもより広い左側が
私の心も押し潰す
空に向かって放つ溜息さえも
雨音と共に消えてった

ささいな事なのに怒ってしまったの
感情に任せてつまらないプライドを主張して
近くて遠いあの言葉
白い息とちょっとの憂鬱
(ah ah ah...) 謝れない私は何なんだろう?

難しいのは 仲直りの境界線
越えたくて 言いたくて
「ごめんね。」
もう一度キミと愛合傘

雨か何かで 霞んでいくの境界線
思い切って言いたいよ
「ごめんね。」
謝ってみようかな

黒色をまとった意地悪な雫が
僕だけの傘をぬらして
「今日は嫌な1日になるな。」なんて
呟くは僕 1つの影

いつもより冷たい右側が
僕の時間も凍らせて
イラツキ交じりの強い足音も
雨音と共に消えてった

ささいな事だけど怒らせてしまった
自分が思う つまらない価値観を主張して
歩み寄れないあの言葉
温度が絡まる虚無感
(ah ah ah...)謝れないままの僕は何なんだろう?

簡単なのは仲直りの延長戦
終わらせたい 言わないと
「ごめんな。」
もう一度キミと愛合傘

キミとそして僕のこれからの延長線
繋げるんだ 言わないと
「ごめんな。」
謝ってみようかな

ah(ah) キミと(キミと)
いつも歩いてた(いつも歩いていた)
この帰り道(この帰り道)
雫は落ちるも(雫は落ちるも)

雲は流れて(雲は流れて)
ふと隣に落ちる 1つの影
振り返れば――

大切なのは 仲直りの境界線
越えないと
言わないと
「「ごめんね…。」」
重なる2つの声

今越えたんだ 仲直りの境界線
笑いながら 零した言葉
「「ありがとう。」」
気がつけばもう キミは目の前

キミだけ見える 雨のなか もう気にしない
傘を放し 心から
「「大好きっ…!」」
キミの唇感じた

オレンジをまとった優しい雫が
私(僕)達の傘をぬらして
「今日は凄く良い日になったね。」なんて
呟くは同時 2つの影
作詞・作曲者 ⇒ りみくかじ,戦ピー