暁の魔法

曲のタイトル : 暁の魔法 | 初音ミク(ボカロ)
作詞 : 黄昏P
作曲 : 黄昏P
歌声(ボカロ) : 初音ミク 鏡音リン 鏡音レン 巡音ルカ
(歌詞)
機械仕掛けの時計塔 天使(きみ)は一人時を告げる
壊れかけた歌声 時計の針を止めていた

誰一人いない町で 枯れない花が咲き乱れて
花の娘は愉快そうに 強かな笑みを浮かべ

ここは私だけの楽園
不可侵の地
すべて約束された場所 永久に
暁の魔法が解けるのなら解いて見せよ
人に何ができるという
疾く立ち去れ

機械仕掛けの時計塔
君は一人貼り付けられ
壊れかけた天使は
歌う意味を忘れていた

人一人
いない町は
生あるものを
拒み続け

花の娘は
不快そうに
立ち尽くす
影を睨む

暁の魔法にとらわれ歌い続ける
呪われた機械の翼 涙して
人に解けない魔法というなら
答えなんて
魔物となればいい
それだけのことだと

神に願っても無意味だ
我に祈り 敬え
力貸し与えたもうぞ
その身引き換えにして

暁の魔法超える風
背中に受けて
絡みつく蔦を
振り切り
空駆ける

あなたのもとに飛び込んでいける
翼がある
何も怖くはない刹那の夢だとしても

拒絶の茨の棘類を裂き
碧い滴零れおちても
滅びゆく悲しみの歌声聞こえぬよう

偽りで塗り固められていた楽園でも
真実があるとすれば
それは愛だけ
作詞・作曲者 ⇒ 黄昏P,黄昏P