曲のタイトル : 雨夜の月 | 初音ミク(ボカロ) |
作詞 : まなみん 作曲 : MazoP 歌声(ボカロ) : 初音ミク |
(歌詞) |
退屈の羽衣(ころも)纏い 十六夜に抜け出した月の都 あの都は穏やかなれども 音もなく桂の樹が揺れるだけ 喧騒に満ちた下界 天つ風届けるは響く調べ 天(そら)を歩み導かれるまま 辿り着く月下香(チュベローズ)が揺れる庭 見慣れぬ楽器手に 貴方は微笑んで 「ようこそ、月の姫」私に告げた 小夜に逢瀬重ねる毎 募り行く想い 麗しきはこの人の世 旋律が響く 報われぬと知りながら咲き誇るこの恋を 月は愚かと哂うでしょうか 眩むほど闇に映ゆる 望月は欠けてゆく時の宿命(さだめ) 契りを結びし女性(ひと)がいると 苦しげに貴方は云い俯いた 人ならぬこの身故に 救いなどないのだと風は告げる 想い枷になってしまうなら 貴方から微笑(えみ)を消してしまうなら あの夜の衣手に 私は微笑んで 「さよなら、愛し君」貴方に告げた 小夜に逢瀬重ねる毎 募り行く想い 帰るべきは月の都 旋律は遠く 雨夜の月雲隠れ もう逢えぬその姿 月は黙して下界を照らす 想いが枷になるならば 記憶を全て消しましょう 貴方が幸せであるように 小夜に逢瀬重ねる毎 募り行く想い 帰るべきは月の都 旋律は遠く 雨夜の月雲隠れ もう逢えぬその姿 月は黙して下界を照らす 小夜に逢瀬重ねる毎 募り行く想い 麗しきはこの人の世 旋律が響く 報われぬと知りながら咲き誇るこの恋を 月は愚かと哂うでしょうか |
作詞・作曲者 ⇒ まなみん,MazoP |