あやかし症候群

曲のタイトル : あやかし症候群 | 初音ミク(ボカロ)
作詞 : bibuko
作曲 : bibuko
歌声(ボカロ) : 初音ミク
(歌詞)
今宵も終らぬ宴なら
咲いてみせましょ 艶かしく
転げた賽の目は朱の色
祭はとこしえ 振り出し上等

其処行く貴方
随分とお憑かれの
御様子で

うつせみの世は
さぞかし息が
詰まりましょう

もしもお暇が
あるのならば
ちと寄っといで
厄を落としましょ
ささ 此方へおいでなし

常の闇が世界を
黒く染める丑三つ時に
あやかしく咲き誇る
花は何処へ散り行く

化けて 化かして 化かされて
宴は終わりを知らぬまま
誰も彼も燥ぐ今宵は
酔いどれて夢心地

兎も 狐も 黒猫も
あやかし まやかし かどわかし
もし踊り疲れたらお熱い
お茶でもおひとつどうぞ

暮れ六つ時にはふと
人恋しくなるものでしょう
貴方の席は
もう此方に御座います

路は何時でも ほら
其処につづいて御座います
うつし世忘れて
舞いましょう いついつまでも

かくり世の最果てで
響く歌声は艶やかに
明けることの無い夜を
千の光で彩る

魅せて 魅せつけ 魅せられて
心も身体も 為すがまま
盃が乾かぬうちに
誘われて艶語り

鴉も 狸も 稀人も
痴れ事 賭け事 祭り事
まだ夢を見たいならわたしの
お膝でお眠りなさい

何故だか
貴方を見ていると
わたしの胸の辺りが
段々と
熱を帯びてくる様で
苦しいのです

医者も 薬も 氷枕も
効かぬこの不治の病
貴方の其の手で
どうか癒しておくれなし

惚れて 愛して 愛されて
咲いてはきらめく恋花火
貴方とならば何処までも
この命果てるまで

兎も 狐も 黒猫も
あやかし まやかし かどわかし
もし踊り疲れたらお熱い
お茶でもおひとつどうぞ
作詞・作曲者 ⇒ bibuko,bibuko