いつか僕がいた場所へ

曲のタイトル : いつか僕がいた場所へ | 初音ミク(ボカロ)
作詞 : お抹茶P
作曲 : お抹茶P
歌声(ボカロ) : 初音ミク
(歌詞)
夢の街で目覚めて
誰もいないと気づく
細く渇いたつぶやきは届くことなく

刃のような月が
白く高く浮かんで
照らす道の先は黒く闇へ消えていく

変わることを恐れて
流れついた日常
纏った嘘を脱ぎ捨てて
僕は駆け出した

今帰るよ 今帰るよ
いつか僕がいた場所へ
ただ走るよ ただ走るよ
自分のカケラを探して

今帰るよ 今帰るよ
夜の街を駆け抜けて
ただ聞かせて ただ聞かせて
僕を包むあの声を

通り過ぎた人達
移り変わる街並み
早過ぎる時計の針が僕を置いていく

歪んでいく全てに
硬く尖る感情
掴んだ現在(いま)を投げ捨てて
僕は駆け出した

今帰るよ 今帰るよ
明かりの灯るあの場所へ
ただ走るよ ただ走るよ
笑い声のする方へ

今帰るよ 今帰るよ
僕が僕でいた頃へ
ただ聞かせて ただ聞かせて
優しく響くあの歌を

あれさえ掴めば大丈夫って
根拠のない理想を信じて
ただひたすら前だけ見つめて
頑張ってきたつもりだけど
代わりに失ったものが多過ぎるよ
今からでも間に合うのなら
戻れるとこまで戻りたいんだ

今帰るよ 今帰るよ
いつか僕がいた場所へ
ただ走るよ ただ走るよ
自分のカケラを探して

今帰るよ 今帰るよ
夜の街を駆け抜けて
ただ聞かせて ただ聞かせて
僕を包むあの声を

今帰るよ 今帰るよ
ただ走るよ ただ走るよ
作詞・作曲者 ⇒ お抹茶P,お抹茶P