エレクトロニック・ジェノサイド

曲のタイトル : エレクトロニック・ジェノサイド | 鏡音リン レン(ボカロ)
作詞 : 押入れP
作曲 : 押入れP
歌声(ボカロ) : 鏡音レン
(歌詞)
アシタへ逃げるための切符さえ
ボクらは求めて争い合う
何か見てたような気になって
何も見ちゃいないんだ
だから何かを失くすんだろう

雲の無い空 飽和した絶対零度
無味無臭の心臓 壊れた時間

<<飾りすぎた日々を殺せ>>
(感情論に打ち込まれていた)
(無限等比のようなフォルティッシモ)
(排他的ナノセカンドのセカイで)
(ボクらリアリズムを奪い合うんだ)

色の無い空 超過した絶対零度
可逆性の心臓 廃れた時間

<<耳を絶対値で塞げ>>
(弾圧されたダイナミクス達の)
(涙一粒のような願いすら)
(絶たれるお腹の空いたジユウに)
(意味などきっと無いんだ)

あぁ、そう全ては決められてたから
目の前だけただ眺めて
あぁ、そう見えない両手に飲まれた
「ボクらのサイゴのユメ」

アシタへ逃げるための切符さえ
ボクらは求めて争い合う
何か見てたような気になって
何も見ちゃいないんだ
だから何かを失くすんだろう

『エレクトロニック・ジェノサイド.exe』は日々を殺す
『エレクトロニック・ジェノサイド.exe』は耳を塞ぐ
ボクはこんなホシを揺らして
何を求めるんだ
そんな事もわからないのか
そんな事もうわかっているんだよ

実は何もわかっちゃいない

この渦が、時代が
祈りを焦がして
この渦が、時代が
命を燃やした

全ての、全ては
創られたハコニワ
このコエは
届かないんだ

あぁ、そう全てはわかっていたんだ
だけれど諦め切れずに
あぁ、そう手と手を繋いで紡いだ
「ボクらのサイゴのユメ」

アシタへ逃げるための切符など
もはや有っても無くても同じ物
何か見てたような気になって
何も見ちゃいないんだ
だから何かを失くすんだろう

『エレクトロニック・ジェノサイド.exe』は日々を殺す
『エレクトロニック・ジェノサイド.exe』は耳を塞ぐ
ボクはこんなホシを揺らして
何を求めるんだ
歌うプログラムは叫んだ
死んだハコニワでただ独り

ついにジブンさえ愛せずに
作詞・作曲者 ⇒ 押入れP,押入れP