音の箱の中

曲のタイトル : 音の箱の中 | 初音ミク(ボカロ)
作詞 : あな兄
作曲 : あな兄
歌声(ボカロ) : 初音ミク
(歌詞)
仕事も無けりゃ金も無い
食っちゃ寝以外は歌うだけ
勢い込んで始めても
すぐ飽きて 即終了

いつかの夢にみた音
幸せ届ける魔法
君にも聴かせられたらって
そんな事ばかりだ

もう何も出来っこないし
アレも無くしたし
もうどうしようもない
自分だけどそれでも

僕が歌って
僕が聴いて
退屈を持て余している
小さな部屋に一人きりで
音を奏でる
ラララララ…

必要な物だけを残して
広げようとした箱
どれも僕の一部になってて
捨てれなかった
だけど君にかかれば
それはまるで魔法のように
君以外は何もいらない
…ってそりゃ無理だけど

忘れてたみたいだ
言葉は誰かに
伝わらなきゃ
何にもならない
そう君にも言えたから

欠けたレコードの
針が落ちる
いらない音は何一つない
終わりがあるから
また始まるんでしょ
リズム刻んで
メロディーになって
奏でる二人
音の箱の中

僕が歌って
君が聴いて
退屈を持て余している
何にもない二人の日常
それでも幸せな日常

もしも僕が歌を無くしても
君は僕を好きだって
だから僕は明日声が
潰れたっていい
歌うんだ

空気ごしの言葉なのに
大事な気持ちは伝わって
それでも足りないってんだから
しょうがないよね
ラララララ…
作詞・作曲者 ⇒ あな兄,あな兄